昨年体調を崩したときに、日本山岳会の会報を見ていたら厳冬期の利尻富士登頂の記録が出てきた。厳冬期であるから積雪量も半端でない。何日も停滞したり撤退したり、コースを何回も変えたりして登頂したときの山頂に座するローソク岩の対する想いを知って、私も登りたくなってしまった。
今まで日本100名山などは気にも留めていたなかった。だから利尻富士も、私の意識の中には全くなかった。しかし日本山岳会のメンバーが登った記録にひかれてしまった。厳冬期は無理である。体調を崩しているときだったので、ある程度回復したら・・・とおもって、この7月末ごろにと計画をした。
朝の羽田の管制塔。東京はいい天気で気分良くスタートした。
新千歳空港のラウンジで利尻空港行きのフライト時間待ち。
利尻空港ラウンジからの眺めはいい。
利尻に向かう飛行機の中から。雲があるなあ。
新千歳から利尻まで飛行したボーイング737‐800。その後にうっすらと利尻富士。
いよいよその時が来た。羽田から新千歳空港経由で利尻島まで往復で2日。1日は登山でもう1日は観光という3泊4日の日程で計画した。2日間のうち1日は晴れるだろうという希望的観測。
予定通り利尻空港へは2時ごろに到着した。
レンタカーでまずは予約しておいたホテルへ。天気は31日が晴れるというので、明日の30日は島内観光することにした。
今日も2~3時間は回れる。まずは利尻富士の沓形登山口まで行ってみた。その少し奥が見返台園地になっていて、晴れていれば素晴らしい眺望を堪能できるところだ。
見返台園地展望台入口には立派な案内板があった。
入り口から約10分の登り。ガスっていて展望台からは何も見えなかった。
フジバカマ
ウツボグサ
コウゾリナの一種かな?
ノリウツギ
花を見ながら下ってきたら、こんなにガスってしまった。
まだ夕暮れには時間があるので、沓形岬に行くことにした。ホテルの近くである。沓形岬公園もありキャンプ場が隣接していた。
岬の南側の浜に出てみた。
日本海だ。
キタノコギリソウ
エゾオグルマ
岬の南の浜からビジターセンターヘムかつ途中にも花がたくさん咲いていた。
ハマナス
ツリガネニンジン
岬の先端に立派な標識
玄武岩があちらこちらにあって、登ってみたくなった。灯台の基部の岩に登ったらこんな埋め込みが。
沓形崎灯台。灯台の基部まで行ってみた。
2023年7月29日 ルート図