ヤチキ沢~日向山

 まだまだ沢に行きたい。天気との関係でどこの沢にしようかと検討するのも楽しい。ということで、今回チョイスしたのは北杜市のヤチキ沢。沢を詰めると日向山に出る。日向山には何回も登った。今回は沢が目的だから、時間と天気によっては山頂はパス。

 朝7:30にスタートした。ヤチキ沢の入渓地点は地味。水量は多くない。いきなり滝が出てきて、これも連続している。結構楽しく登れるので、ガンガン高度を上げていく。逆Y字型の滝だけは念のためロープを出した。スラブ滝は左岸を高巻き。だんだん沢が狭まってきた。先に進んで行くと沢は扇形に開け、地図と睨めっこしたらこの辺りが脱渓するのが適当と判断。

 時間はまだたっぷりとあるし天気も持ちそう。ならば日向山まで足を延ばすか!脱渓地点から取り付いた尾根は急斜面。やがて笹藪に突入して日向山の三角点に出た。ここからは一般道。登山者が結構歩いている。せっかくだから日向山の山頂までピストンして、道なき藪を漕ぎ、1221.5mの三角点経由で下山した。

 ヤチキ沢は、沢としては地味だが、滝をほとんど登れるところが面白いか!脱渓してからの時間のほうが長かったわ。

2022年8月27日 ルート図

ヤチキ沢入渓地点

滝がすぐ出てきた。気持ちよく登れる。

連続して「くの字」滝。流心を登った。シャワークライミングだわ。

ミズヒキソウ

オオビランジ。南アルプスに多いね。

この滝だけは念のためロープを出だした。シャワークライミングになって、ずぶ濡れ。暑いから気持ちいい。

クモキリソウ

スラブ滝が出てきた。この滝は左岸を高巻いた。残念。

ミヤマモジズリ

脱渓して急斜面に取り付き、笹藪を漕いで、日向山の三角点に到着。

日向山山頂には、大勢の登山者がいた。長居は無用ですぐ下山に取り掛かる。

1221.5m三角点に到着。点名・大沢川。

いつもの儀式。

ホトトギス

タマアジサイ