登山道の整備されている山は残雪期に登るのが面白い。八ヶ岳方面で取りこぼしていた八柱山(2114.6m)もいつか・・・と思っていたところ、天気もいいし風もなさそうなので登っちゃおうか!ということで、早朝に家を飛び出した。
この時季にも八柱山へ登る人はたまにいるようだが、一般登山道を利用している人が多い。私は残雪期の醍醐味を味わいたい。一部は林道を利用したが、後は適当に八柱山山頂を目指して登って行った。
八柱山山頂にはアンテナがある。これが八柱山の象徴?山頂からは浅間山が、東方面には奥秩父の山々がきれいに見えた。時間はまだ早い。せっかくだから雨池まで足を延ばす。地図で確認すると、登山道から外れたところに2165mのピークがあるので、そのピークを踏んで雨池に下ることにした。八柱山より高いからね。
気持ちのいい雪原を進みながら2165mピークに。こんなところは誰も来ないだろうな。三角点があるわけでもないし。すぐに雨池に向かって下った。
雨池は氷の上に雪は真っ白に乗っかりとてもきれいだ。正面(西側)には大岳、三ヶ岳、雨池山、縞枯山がド~ンとしていた。誰もいいない、自然の中の静けさ。ここでのビールタイムは最高だった。
雨池からの下山をどうしようか。適当に駐車場所まで歩くのだが、地図を見ると途中1874.7mの三角点を見つけた。せっかくならその三角点を踏んで行こう。雪の下で分からないだろうけれどね。
急傾斜を下ったり、斜面をトラバースしながら目的の三角点に到着した。点名・鹿渡(しかわたり)。いつもの儀式をして満足満足。
駐車場所にはあっという間に到着した。非常に楽しいい1日でした。
2022年4月2日 ルート図
スータトの空。今日はきれいに晴れわたり無風。八ヶ岳には最高の条件。
気持ちよくスノーシューで登って行く。
山頂直下の急登りを経て八柱山の山頂へ。シンボルのアンテナが見えた。
八柱山山頂に到着。
北には浅間山が。
東には奥秩父の山々が。
山が特定できると嬉しいです。
八柱山の空。
八柱山からまずは2165mピークを目指す。途中の雪原が気持ちいい。
すぐに2165mピークに到着。本日の最高地点。
10分ほどで雨池に到着した。正面には北八の山が。中央が三ヶ岳でその左が大岳。
雨池山とその左が雨池峠。
縞枯山とその左奥は茶臼山。
下山途中、点名・鹿渡による。いつもの儀式。この三角点は、点の記によると、四等三角点で昭和36年7月に設置されている。
今日の山行は間もなくお終い。締めくくりの空。