長野県と群馬県尾県境繋ぎ。鳥居峠から角間山までの地図を眺めていたら、県境尾根上に小ヤリと大ヤリというピークがあるではないか。面白そう。多分このピークを踏むには積雪期でないと難しいだろう。ふと思い立って、大小のヤリのピークを踏みに家を飛び出した。
朝6:30過ぎに鳥居峠をスタート。昨夜の雪がスノーシューをつけても歩きづらくさせている。地図で確認しながら県境を歩いていく。1630mの大塚山までは登山道があるらしいが雪の下で不明。でもこういうのが楽しいのだ。昭文社の地図に記載されている大塚山には簡単に到着した。ここでの霧氷もきれいだ。
さあここからが本番(?)。
忠実に稜線を外さず1780mピークを目指す。一つ目の目的の小ヤリだ。スタートしてから3時間弱で小ヤリに到着した。いつもの儀式をして先を急ぐ。次の目的地は大ヤリ。大ヤリは稜線上から少し1832mの標高点のあるところ。その分岐を見逃さないようにガンガン登って行った。1830mの地点で西に延びる尾根に入る。わずか10分ほどで大ヤリに到着した。ここでもいつもの儀式。もう11:00を過ぎている。少し急がなくては。
大ヤリから県境尾根に戻り、角間山の前山である1930mのピークから気持ちのいい稜線伝いに進んで行った。
角間山に到着。2度目である。前回もあまり天気が良くなかったが、今回も角間山ではきれいな青空は望めなかった。小ヤリと大ヤリのピークを踏めたことの満足感に浸りながらビールタイム。
下山はこの季節ならではのルート。地図で確認しながら北斜面を下った。やっと国道に出てからの鳥居峠までの歩行が、今日の核心部だったかもしれない。1日の歩行距離は20キロに達していた。
2022年3月19日 ルート図
朝6:30の鳥居峠の空。きれいに晴れ渡っている。
霧氷が素晴らしい。
スタートしてまもなく、雪原に出た。気持ちがいいわ。
遠くに浅間隠し山が見える。
キラキラ光っている。自然の強さを感じる。
スタートして約2時間。気持ちのいい空間に出た。
ここから振り返ると、四阿山がどっしりと座していた。
1630mの空と霧氷
小ヤリ手前で浅間山が。
小ヤリに到着。いつもの儀式。
小ヤリの空
大ヤリ目指してガンガン登って行くと、1930mの前山(右)と角間山(左)が見えてきた。前山のピークから南(向こう側)に下ると角間峠。これから向かう大ヤリからは、前山手前の雪の覆われた稜線を通り、前山ピークを踏んで角間山に向かうことになる。
あのピークが大ヤリ。
大ヤリに到着。いつもの儀式。
角間山山頂。大ヤリからは約1.5時間。前回、角間山に登った時に、角間山から大ヤリまでのルートを目視で確認したが、今回あるいてみて、無雪期の角間山から大ヤリは難しいと感じた。
正面に湯ノ丸山。
浅間山がうっすらと。
四阿山と根子岳は立派でした。