昨夜は一晩中風が強かった。もしかしたら小値賀島への船が欠航になるのではないかと心配でよく眠れなかった気の小さい私。ドキドキしながら有川港へ行った。10:15発の小値賀島行きは予定通りらしい。ふ~。
中通島では、接する人みな優しかった。いい想いを残して小値賀島へ。高速船に乗車したが、波が高く素晴らしい(?)揺れだった。約1時間で小値賀島港。中通島とはまた違った空気が流れている。どんな時間を過ごすことができるだろうか?
小値賀島では民宿を予約。決め手は「漁師さんの家」だ。美味しい魚をたくさん食したいものね。
2021年12月31日 小値賀島
ドキドキしながら有川港。ここから小値賀島へ高速船で向かう。
予定通り有川港を出港。風が強く船の揺れがすごい。でも欠航にならなくてよかった。いい想いをたくさん残せた中通島よ有難う。
小値賀島港ターミナルに到着。
まず黒島へ。小値賀島からは橋でつながっている。小値賀島本島の最南端。坂を登り詰めると黒島園地。中央には展望台。
黒島園地の展望台からの中通島。
今日は小値賀島の東半分を回る予定。小値賀島カトリック教会は分かりづらいところにあった。
野崎島の旧舟森集落の司祭館として使われていた建物を移築した民家のような教会。十字架はたっていない。月に1度礼拝が行われるとのこと。
礼拝堂へは入れず、窓からの見学だった。民家の部屋のようだ。
南の船瀬地区に向かっていくと牛の塔がある。二つに分かれていた小値賀島を埋め立てて一つにするために、使役し犠牲となった多くの牛たちを供養するために造られた。
海岸線に沿って東に進んでいくと赤浜海岸園地。ここからの眺め。右の島は小値賀島港。左は中通島。
今朝まで過ごしていた中通島を見ていると、優しい気持ちになってくる。
赤海岸園地の下には、ヤギが放牧されていた。
小値賀島の南東に飛び出した半島先端には、小値賀島空港がある。かつてはプロペラ機が飛んでいたが、今はドクターヘリなどに利用されている。
かつての展望デッキに上がってみた。下には滑走路、正面には野崎島が。
空港から北上して前方湾へ。前方湾と野崎島を見下ろす地ノ神島神社がある。島内で最もなぞ大き神社。野崎島がよくわかる。
野崎島全景
五島椿があちらこちらに咲いている。
東の最先端の唐見崎。手前は前漁港。正面の本城岳の標高は111.1m。
唐見崎からの中通島は近く見える。
標高85mの愛宕岳山頂にある園地。ここからは、明日行く予定の斑島と宇久島が見える。
午前中に中通島を出発して、午後は小値賀島の東半分を見て回ることができた。
宿泊先の民宿のおじさんは、漁師らしく寡黙ではあるが笑い声はチャーミング。おばちゃんは佐世保から嫁いできたそうだ。最初はそっけない感じを受けたが、話をしてみると、とても話好きでフレンドリーであるということが分かった。
食事中、五島の生活の話や長野の雪の話また五島特有の言葉などで話は盛り上がった。
1年の最後の素晴らしい日。