不動沢・大双里沢~カサメリ沢(釜瀬川)

 今シーズン2度目の沢登りは奥秩父の釜無川に合流する釜瀬川の不動沢・大双里沢とした。この沢を詰めると小川山に至るが、目的は沢なので、2250mあたりからカサメリ沢を下降することにする。
 さあスタート。

 

2021年7月17日 ルート図

 

不動滝までは登山道を利用する。
途中クライミングエリアがあり、早朝からクライマーが取り付いていた。

 

落差50mの不動滝に着いた。

 

不動滝は登れないので不動滝の右にあるルンぜを利用して巻く。急斜面で一番の核心だったかもしれない。

 

不動滝の落ち口に出た。この穏やかな流れからは、不動滝の雄大さが想像できないわ。

 

不動滝の落ち口をのぞいてみたら、不動滝は2段になっていた。これは1段目の滝。この下から50メートルの落差で落ちているのだ。

 

落ち口から見えるクライミングエリア。

 

不動沢から大双里沢へ入る。しばらく遡行していくと滝が。気持ちがいい。

 

シロバナヘビイチゴが咲いていた。

 

特に難しいところもなくゆっくりと遡行していく。途中、伏流水になったかと思うとまた気持ちのいい流れが現れる。やがて水流がなくなり、コメツガの原生林となった。

 

ここで遡行を打ち切り、2250mを目指して北に登って行く。信州峠から小川山に続く稜線に出る予定。

2250m地点からカサメリ沢・東沢を下降していく。沢地形が分かりづらく、ここも素晴らしい苔の絨毯。倒木まで苔むしている。

 

やがて現れた東沢の水。ここでビールタイム。水はとても冷たく、汗がす~っと引いていく。

 

源頭の空。静かな時間が流れていく。

 

東沢・カサメリ沢を下降していく。水量は大双里沢より多い。

 

途中登れそうな滝があったので、登り返してみた。結構ぬめっていたが楽しく登れた。

 

バイケイソウガたくさん咲いていた。

 

カサメリ沢のクライミングエリアに入ると、大勢のクライマーがいた。

 

不動沢とカサメリ沢の出合いまで来た。ここで脱渓した。