沢登りの季節になった。今シーズンは三宝沢でデビュー。三宝沢を遡行して三宝山へ。三宝山から十文字峠経由で毛木平へ戻る予定。
毛木平を7時ごろにスタートした。途中まで登山道を利用し、慰霊碑を過ぎて間もなくの本流から分かれる三宝沢に入渓した。ワクワクだ。
天気は曇り。前日に雨が降ったが水量は少ない。もともと水量が少ない沢なのだろうか?流木も結構ある。地図上に水線が描かれている二俣まで簡単に到着した。二俣は右俣へ。ガンガン進んで行くと変則な三俣へ。ここは左俣に入る。ここから渓相が変わった。小さい沢であるけれど癒し系の沢だ。ナメ滝が続き結構楽しめる。急傾斜を登って行くので高度が稼げる。唯一核心部と思われたところはナメの終了近く。そこを通過すると脱渓した。大した藪漕ぎもなく三宝山の山頂に飛び出した。20年ぶりぐらいに踏んだ山頂。三宝岩を見逃していたので、今回はしっかりと三宝岩に行って登り上げた。フリーで大丈夫。いつの間にか青空が見え、三宝岩のピークからは素晴らしい眺望を楽しめた。
下山は十文字峠経由。
途中の武信白岩山のピークは、ちょっと緊張を強いられるクライミングで登頂。その先の大山からは埼玉県境と群馬県境の稜線がきれいに見えた。
今シーズン初の沢登りも楽しかったが、下山途中の眺望も素晴らしかった。満足でした。
癒し系と思っていたらナメ滝が続きちょっぴり緊張。ここが核心部。
核心部を抜けてもナメが続く。ここで滑ったら・・・。ここまでくれば間もなく脱渓だ。
標高2280mの地図上の武信白岩山山頂。武信白岩山の南峰にあたる。藪漕ぎでここまで登り上げた。
武信白岩山山頂はあれ。山頂に立っている標柱が見える。あそこに立つのもワクワクだ。
武信白岩山の山頂に立つ。緊張を強いられるクライミングだった。奥に見えるのは三宝山。