地図を眺めていてまだ登ったことない山で、記録にも出てこない山があった。それは佐久穂町に座する板石山(1220m)だ。その山頂の南東にも三角点があって、点名・板岩となっている。板石山は地図上は岩マークで囲まれている。2週間ぶりの山歩き。いってみるか!
地図を頼りに林道へ入り途中で車を止めた。前日に降った雪で埋め尽くされ、それ以上進むのがためらわれたからだ。
林道をしばらく歩き適当な尾根に取り付こうと思っていた。そうしたら、なんと後ろから車が来て「どこへ行くんだい?」と声をかけてくれた。「板石山へ」といったら、「このすぐ先に右に入るとことがあるから、そこを入っていくといい」と教えてくれた。
言われるまま右の道を進みだすと、先ほどの車の主がやってきた。なんとハンターだったのだ。2頭のイノシシが出現していて、総勢11名で探しているとのこと。猟犬もいるらしい。雪の上に残されたイノシシの足型を教えてもらった。鹿と似ている・・。
尾根に取り付いてからは簡単に山頂に到着した。
板石山と呼ばれている理由がわかる。ここでは採石が行われているらしく、地図上の山頂近くまで重機が入っていた。現在の山頂は移動したらしい。さらに高いピークには、山頂を示す祠があった。多分採石のために移動したのだろう。
いつもの儀式をして三角点に進む。
難なく到着しすぐに下山。ゆっくりと3時間弱の山歩きだった。
う~ん物足りない。ならばもう一山登るか!ビールタイムもとっていないし・・・ね。じゃあ次に目指すは、上田市の地蔵峠にある高遠山。帰り道でもあるし!
これがイノシシの足跡だって。鹿と似ているが、かかとが丸いのがイノシシだそうだ。