2019年12月22日
アトランタへは昨夜遅くに到着した。
空港からタクシーでホテルへ。タクシー代は定額でミッドタウンまでは32ドルで、チップを15%ぐらいのはずだった。しかし請求されたタクシー代は45ドル。またボラレタ?ちゃんとしたタクシー乗り場から乗ったのに・・・。50ドル出したらチップとして5ドルは当然で、サンキューといわれつり銭はもらえなかった・・、なんて最初からケチな話。
朝から降っている雨は1日中風とともに止むことがなかった。強風で傘が壊れてしまった。
地下鉄駅では、ブリーズカードの購入に駅の人が手伝ってくれた。助かった!ブリーズカードはスイカのようなもので、チャージの仕方によっては大変お得だ。今回は2日間乗り放題をチャージした。
1日中キング牧師の足跡をたどる予定で雨の中を歩き回った。
地下鉄でPeachtree Center駅まで乗車。初めてだからドキドキだったが、まあ難なく到着。
ここから市電である路面電車に乗る。どこまでも1ドルで、料金箱に自分で入れる仕組み。停車駅は車内に掲示してあり楽ちん。乗車した市電には誰も乗っていなかった。日曜日だから・・・?
キング牧師の生家はツアーでないと入れなく、その予約をする必要があったのだ。13:00の予約を入れエベニザー・バプテスト教会の礼拝に出席した。
クリスマスでもありバプテスト派でもあるので、いつもとは違う雰囲気の礼拝にビックリ。会衆全体での盛り上がりは素晴らしかった。中には異言を話す人もいるだろうと思わせるぐらいだ。
キング牧師の生家ツアーは、約1時間ちょっとの時間をかけての説明を聞いた。残念なことに内部の写真はNG。
キング牧師の生家は1895年に建築された。キング牧師の祖父が購入したもので、12歳になるまで生活したとのことだ。
意外に大きな家でビックリした。キング牧師が子供のころ嫌々ながら練習したというピアノが印象的だ。
生家を堪能した後に更にキング牧師の半生を深く知るためにビジターセンターに戻った。
キング牧師の演説する姿。キング牧師が銃弾に倒れる前日の姿だ。
『I See the Promised Land』
銃弾に倒れたキング牧師の棺を乗せたカート。20万人の人がついていった。
キングセンターに保管されているキング牧師が受賞したノーベル平和賞のメダル
棺の前には、キング牧師の永遠の平和への願いを象徴する火が灯されている。
エベニザー・バプテスト教会での礼拝は、現在新しく建てられている教会で行っている。本来の教会建物は、1914年~1922年にかけて建てられたゴシック復興様式の教会で、現在はミュージアムになっていた。
この教会は、キング牧師の祖父が購入して教会に作り替えたそうだ。キング牧師の父親も1931年~1975年までこの教会の牧師を務め、キング牧師も17歳の時から父親とともに伝道を行うようになっている。そして暗殺されたキング牧師の遺体が、一時期この教会に安置されていた。
1974年には、キング牧師の母親が、この教会のオルガンに座っているところを暗殺されている。
時間が経つのがなんと早いことか。Y裁判官に紹介されたアメリカ南部料理のレストランは、日曜日のために早じまいで間に合わなかった。