今シーズン初の沢登。毎日暑くて行くしかない。
昨年、金峰山の南西に位置する八幡山に登った時、金石沢を遡行して八幡山までのコース取りも考えたが、結局、尊敬する南川さんコースを取った。
それ以来気になっていた金石沢。今回は金石沢を詰めチョキを経由して、八幡山に登った時の2035ピークまで行くことにした。そうすると稜線が繋がる。
スタート地点となる金石沢出合を8時スタート。3つの堰堤を乗越し入渓する。
やがて現れた15m滝。ここは登れない。左のルンゼを登りあげ落ち口に降りた。ここからすぐにナメが始まる。
スタートして約1時間ちょっとで二俣に到着した。ここから左俣に入り、チョキにつながる稜線まで詰めるのだ。まずはここで沢の水でコーヒーを沸かした。静かな時間が流れる。
チョキまでは急登もあり、ところどころかすかな踏み跡もあった。
休むことなくチョキを一気に下り、金石沢の右俣下降のコル(1750m)を確認して、すぐに2035mピークを目指す。やがてシャクナゲの藪が現れた。
見覚えのあるガレ場に出た。八幡山に登った時にはここを通っている。これで稜線はつながったが、せっかくだから予定通り2035mまで行くことにした。
シャクナゲで一杯。一つ一つ思い出す。ここでビールタイム。う~ん、いい時間だ。
いい時間があっという間に1時間過ぎてしまった。下山に取り掛かる。金石沢右俣下降地点の鞍部へ向かう途中に見えたチョキ(右のピーク)。
下りは早い。すぐに奥の二俣まで来た。ここから沢の中を歩いて最初の二俣までも簡単だった。
核心部(?)らしい5m滝はクライムダウン。
特に難しいところもなく間もなくスタート地点に戻る途中に、このような釜を3つほど発見。炭約釜にしては大きいし、何に使ったんだろうか?