烏帽子岳リベンジ

 2週間前にチャレンジした朝日村の烏帽子岳。ラッセルに時間がかかって山頂目前で引き返した。それからズ~と心に引っかかっていた烏帽子岳。もう雪はしまっただろうと再度烏帽子岳を目指した。

 寒い早朝だ。
 1日中気温は上がらない日らしい。となると残雪の状態もいいだろう。前回駐車した場所から再度同じルートを辿ることにした。2度目は気が楽だ。
 思っていた通り残雪の登りは快適。周りは前回と違って霧氷が一杯ついた木々に囲まれた世界だ。青空は見えないが、この霧氷と静けさが静謐な空間を醸し出している・・・。
 稜線から少し外れると、鉢盛山と穂高連峰がくっきりと見えた。
 前回引き返した地点では、素晴らしい烏帽子岳の姿が待っていた。
 この日でしか出会うことのできない姿だ。気温が低く空気が澄んでいる分霧氷と烏帽子岳がくっきりと!私を呼び寄せている。行くしかない!
 ここから3つの急登が始まる。残雪にステップを切って約1時間で山頂に着いた。眺望はない。
 風が出てきてすぐに下山に取り掛かる。
 同じルートではつまらないので、1650mあたりから東斜面を下りていった。
 やがてコウモリ沢に出た。コウモリ沢を下降し中俣沢の林道へ。この林道は、かつて南川金一氏が鍋冠山を登った時に利用している。次は鍋冠山かな?と思いながら、30分ほどで駐車場所に着いた。

 今回の山行はこれでお終い。う~ん満足でした。

 

2019年3月23日 ルート図

 

早朝の朝日村からの八ヶ岳

 

スタートしてまもなく、霧氷が美しい。

 

前回と同じルートをたどって登っていく。

 

霧氷に見とれて。

 

霧氷の木々に囲まれた静謐な時間。

 

稜線の北側を歩いたら鉢盛山が迫ってきた。

 

そして穂高連峰。槍ヶ岳の姿がくっきりと。

 

稜線に戻り登っていくと、やがて見えてきた素晴らしい烏帽子岳の姿。

 

前回引き返した地点まで来ました。

 

ここから急登が始まる。

 

急登の最中に振り替えると八ヶ岳が。

 

山頂に到着した。やったね!

 

1650mあたりから東斜面を下るとコウモリ沢に出た。

 

まだまだ寒い。

 

やがて中俣沢との出会いに。中俣沢に沿った林道を下っていった。