2018年12月26日
キエフの街を味わいながら、ゆっくりと1日が過ぎていく。
今日はどうしようか・・・。
キエフの中心地から少し離れた郊外にキリル教会がある。地下鉄に乗って、トロリーバスに乗り換えて行くようになる。どうしようかなあ~、なんて思ったが時間がたくさんあるので、キリル教会を目指すことにした。
キエフのメトロはジェトインというコインを買って、改札機に入れて入場するらしい。
コイン売り場の担当者は英語が通じない。手まねで2個と伝え購入した。ちなみに距離に関係なく1回の乗車は5UAH(20円)。
メトロのホームまでエスカレータで降りていく。そのスピードがすごく早い。
降車駅はドロゴージチという駅。
ウクライナ語で書かれているので、どちらのホームか分からず、地下鉄路線を見せて教えてもらった。ウクライナ語ができなくても快適に過ごせるのだ。
地下鉄の中は、日本と変わらない。
約6~7分でドロゴージチ駅。
出口に向かってエスカレーターで上っていくと、うまくできているんだなあ~。自然に改札を出てしまうのだ。外へ出る階段を上るとトロリーバスの乗り場。
バス乗り場では、凍った雪を書いている人たちがいた。キエフではこのような働きをしている人たちがたくさんいる。
バスのチケットは車内で購入することになっているが、混雑していて券売機にたどり着けない。無賃乗車は嫌なので、降車するときに運転手に無理やりお金を渡した(汗)。
バスの運賃もどこまで乗っても1回4UAH(16円)。
バスはかなりのスピードで走行し、10分ぐらいで目的の停車場に到着した。バスはあっという間に走り去っていく。
降車したところで見渡したら、あった!階段を上ったところが目的のキリル教会らしい。
石の階段を登って行ったら現れたキリル教会。苦労して(?)来ただけあって、外観だけで感動してしまった。
他には誰もいなく、教会管理者が明かりをともし祈りの曲を流してくれた。
長い間礼拝堂に佇んで、いろんな思いをめぐらした。誰もいない礼拝堂は、キエフに来て初めてだ。静かな時間が祈りの曲とともに流れていった。
キリル教会は12世紀に創立された修道院付属の教会で素晴らしいフレスコ画が残されている。聖なる空間に身を置くことができた幸せ・・・。来た甲斐があった。
キリル教会の隣には、比較的新しい教会があった。
雪の中、地下鉄のドロゴージチ駅までは歩いた。
バスがなかなか来なかったことと、またチケット購入でまぐ着くのがいやだったから。でも歩いて30分ぐらいだった。
キエフ中心地に戻り、独立広場へ足を延ばした。2013年に始まり、100人以上の犠牲者を出した「ユーロマイダン革命」の中心となった場所。
北側のこの場所には、中世の城壁のベチェルスキエ門があった。そのミニチュアとその門の上には大天使ミハイルの像が広場を見下ろしている。
独立広場からの帰りに「タラス・プリパ」というレストランに寄った。民芸品を集めた店内。
ウクライナ料理を楽しもう。まずはウォッカとウクライナビール。
パンは、ガーリックバターをつけて・・。これがまたおいしいのだ。
ボルシチ。キエフの我が家の味風。サワークリームを入れた食するが、ワンダフル!
キエフのカツレツ。ズラジ風。マッシュポテトで牛ひき肉を包んでいる。サワークリームを乗せてお召し上がり。
気持ちよく食事をしてぶらぶらしながらホテルを目指す。きれいなイルミネーションが続いていた。
夜のウクライナ国立オペラ座。チケットがソルドアウトだったのが残念。
こんな風に楽しく過ごせた1日。
今日は1日中雪だった。しかし傘をさす人はいなく、コートのフードで雪をよけている。靴の中と背中にはホッカイロをあてて完全防寒をして歩き回った。
本日の歩行数は14854歩でした。