風越山と名の付く山は長野県に2山ある。そのうちの中央アルプスにある風越山は「かざこしやま」と呼ぶ。地図には登山道は記されていないが、上松町は木曽古道の奥からの道を整備し登山者を迎えている。
それでは面白くない。
翌日滑川の二ノ沢を遡行する計画もあって、敬神ノ滝近くから滑川を渡渉しての風越山を目指した。
楽しいルーファイとともに2時間弱で山頂に立つことができた。その先の展望台といわれるところまで約5分。ほんとはさらにその先の天狗山まで足を延ばしたかったが、翌日の長い行程を考えたらやめとこ~っとという気持ちになって、あっさりと下山してしまった。
展望台からは宝剣岳や駒岩がよく観察された。登ったところを別のところから眺めるのって気分いい。更にはいつかは遡行したい宝剣沢の様子が観察出来て嬉しかった。
下山後は翌日に備えて滑川の河原でテントを張った。定番の焚火は1日の疲れをいやしてくれた。
山頂から5分ぐらいの展望台からの宝剣岳(中央)。宝剣岳からの宝剣沢にはまだ雪渓が残っている。