サグレスでの一夜が明けた。
いよいよサグレス岬に足を運ぶ時が来た。のんびりとサグレス要塞に続く道を歩いていく。要塞は、エンリケ航海王子が航海学校を開いたところだ。この要塞の中で、天文学者、数学者、地理学者たちが航海術の研究を行ったという。
要塞の中へ入ると教会が。ここでは日曜日にミサが行われている。右奥には、サン・ビンセント岬。
セント・ビンテンス岬が遠くに。沢木耕太郎氏のようにあそこまで歩いていくんだ。
さあ~ここから約6キロのところにあるサン・ビンセント岬。ほとんどの人は車でサ~っと行ってしまうが、私は歩いた。
天気が良くて、とても暑い。途中のレストランによって生のオレンジジュースを。
歩く。どんどん歩いていく。そうしたらベリチェ要塞が現れてきた。
要塞からは海岸線に沿って歩いて行った。ここでもたくさんの花が・・・!
サン・ビンセント岬に到着。石壁をくぐると聖アントニオのオブジェが。
これらのレンズを通して光を送るのだ。
灯台の中から北西の岬。
沢木耕太郎氏がサグレスに到着して宿泊した宿「MARETA BEACH HOUSE」。今は「MARETA BEACH HAUSE」となっている。
MARETA BEACH HAUSE の中庭。特別に中に入れてもらった。プールがあってみんな水を楽しんでいる。当時と違ってかなり豪華な宿になっていた。サグレスビールがおいしい。
一番の目的地のサグレスは素晴らしい。
ポルトガルに来て、南西の果てまで来ないともったいない。バックパッカーには神聖な地だ。
このサグレスにはいい思いを残して、明日は路線バスでラゴスまで、そして列車でファロへ行く予定。旅の終わりは近づいている。