2017年12月28日
サン・ハビエルからコンセプシオンへ移動する日。急がないので朝10時スタートとなる。
個人旅行の楽しさは、例えば車を走らせる途中にシラリの木を見つけその種を採取したり、リアナの木に登ったりの自由な時間を過ごすことができることだ。
1.8mのガラガラヘビが道路に横たわっていて、その蛇はすでに昇天。私はどうしてもその蛇の肌に触ることはできなかった。ガイドのハイメさんやドライバーのメルキアデスさんや夫は平気でナデナデしていた。いやだわ~。
ちなみに蛇のことをスペイン語でセルピエンテというらしい。
途中予定に入っていたパキオの岩による。
パキオの地区にある湖に面している。パキオの木が多い地域なのでパキオ地区と言われているとのこと。パキオの岩は、先カンブリア期からの火山岩で自然に積みあがったものだ。
どんどん車で先に進んでいく。
チキタノ族のコミュニティのサン・アンドレスという集落に寄ってみた。
ここでは手押しポンプで水をくみ上げているし、たくさんのマンゴーの木に実がなっているにもかかわらず、チキタノ族の人たちは見向きもしない状態。いくらでも採っていいよといわれ、その場で食べたマンゴーは最高だった。かぶりつき。
コンセプシオンまではサン・ハビエルから約60キロのところであるが、ゆっくりと遊びながら今日の目的地に到着した。
まずはランチ。そしてホテルにチェックインしてからコンセプシオンカテドラルへ足を運んだ。
コンセプシオンの町は1709年にイエズス会の宣教師が入ったところで、イエズス会としてはチキトス地方で5番目の宣教の町だ。
コンセプシオンカテドラルは、1753年に建て始めて1756年に完成した。建築したのはスイスの司祭で建築士のマルチン・シュミットという人だ。1975年に建て直しを初めて1982年に完成したのが現在の教会である。オリジナルのものをなるべく残し今の教会に行かされている。活かせなかったものは博物館に展示されており、それも見事だ。
礼拝堂の中も荘厳である。
壁にはイエス・キリストの受難が描かれていた。会衆席にも聖書の中の場面がそれぞれ彫刻に施されていた。夜7:30からのミサに出席した。言葉は分からなくとも、ここで生活する人たちの祈りの時間と共有できたことは嬉しかった。
楽しみながら車で移動。シラリの実を拾っているハイネさんとメルキアデスさん。これはアクセサリーにするとのこと。
1.8mのガラガラヘビ。すでに昇天していた。みんな皮膚をナデナデ。気が知れない。
パキオの岩。先カンブリア期からの火山岩で自然に積みあがったものだ。
コンセプシオンへ到着。中央広場に面してカテドラルやホテルがある。