星穴岳はしっかりとルートができて、危なさそうなところはロープが張ってあったりで一寸つまらなくなってしまった。旺文社の最新地図にもルートが記載されているとか・・・。一般化してしまった。さすが星穴新道はまだ地図に載っていない。
　そこで、一般化したルート以外のルートで星穴岳に登ってみることにした。
　中之岳人者から入山する考えたルートは、西岳の基部を回って星穴岳の頂上に立つことだ。まだ未踏破のコースだと思う。

　ルーファイの楽しさ、誰も歩いてないところを歩く楽しさ、もちろん緊張するところもあるが予想したところに飛び出す楽しさ・・・と、充実した山歩きだった。
　何年かぶりで星穴岳のピークに立つ。そして星穴の西峰ピークにも。この西峰ピークのほうが星穴岳よりも高度感がある。
この歩いたコース、星穴岳への一番近いコースと思われる。しかもルーファイ力を要するコースで、十分楽しめた。この日、出会った登山者はゼロだった。

2017年12月3日　ルート図

右から星穴岳、星穴3兄弟とＰ５

西岳の大岩壁。この基部を回りこんでいった。

一般ルートに合流した。

左のピーク奥が星穴岳山頂、

一番左がＰ5。右に星穴3兄弟。

ここをノーロープで登ると星穴岳山頂。

何年振りかで来ました。

相馬岳北稜がきれいだ。

星穴岳を登ったら西峰のピークにも立たなくては面白くない。西峰ピークは、星穴岳山頂と違って非常に狭く切れ落ちている。

西峰ピークから、南西正面にＰ６その横に星穴3兄弟の一つ。Ｐ5が重なって見える。

西峰ピークからしか見えない、西正面の岩峰。

西峰と星穴の鞍部から見上げた星穴岳の岸壁。

鞍部からルンゼを懸垂下降して、星穴岳の結び穴へ降りる。

星穴岳の結び穴。