レイキャヴィークのスカファバッキのフェリーターミナルから約10分で行くことができるヴィーズエイ島。レイキャヴィーク湾の浮かぶ小さな島だ。
　島全体が自然保護区に指定されており、多くの花や野鳥を見ることができる。そしてオノ・ヨーコが造った世界平和を祈念するモニュメント「イマジン・ピース・タワー」もある。

　この島に行こうと思った目的は島をめぐるハイキング。すごく楽しい1日を過ごした。
　ハイキングルートも一般ルートと上級ルートがあり、どちらも楽しめるようになっている。もちろん上級ルートを歩き通した。
　素晴らしいのは、すぐ下が断崖絶壁の海になっているにもかかわらず柵もなくいくらでもその際まで歩いて行けること。日本なら近寄れないようにしてあるのが通常。欧米の自己責任の世界は居心地がいい。
　ず～と海岸沿いに歩いた。
　北海の風を感じ、北欧の太陽の日を浴びながら、そして植物の息吹とたくさんの鳥の声に心を向けてのハイキングはアイスランドでの思い出深い1日となった。

 

スカファバッキのフェリーターミナルの近くにあるラウガールネス地区のルピナスの群生。

 

道端の草むらに、普通に鳥が遊んでいる不思議な世界。

 

スカファバッキのフェリーターミナルの灯台。遠くからでもかなり目立つ。

 

運行されているフェリー。

 

対岸ヴィーズエイ島のヴィーズエイ教会とヴィーズエイハウス。

 

ヴィズエイ教会の礼拝堂。1774年に建てられた、アイスランドで最も古い教会の一つ。

 

礼拝堂の窓からの風景。ず～と緑が続いている。

 

2007年に建設されたイマジン・ピース・タワー。オノ・ヨーコが造った。

 

世界平和を祈念するモニュメント。日本語や各国の言葉で刻まれている。

 

こうした岬がたくさんある。

 

ミヤマキンポウゲの群生がたくさんあった。

 

きれいな海岸線が続いている。

 

1906年に激しい嵐の炒め岩礁に乗り上げて難破した船の乗組員を弔うための記念碑。

 

リュウキンカも咲いていた。

 

アルメニアも咲いていた。

 

柱状節理の海岸線。

 

マイルストーン。日本風にいえば一里塚。ウエスト・アイランドの海岸にそって立っている。

 

難破した海賊船の錨。

 

海岸の水際に咲いていた。

 

この花も水際に咲いていた。

 

昔に生活していた集落の名残。

 

遠くに見えるのは1928年の建てられたスクールハウス。20世紀前半のヴィーズエイ島での暮らしにまつわる写真が展示されている。

 

アイスランドにきて、あちらこちらで見かける花。

 

いくつもの丘があるが、ウィメンズ・ハイキング・ヒルにはマリア像があった。

 

まもなくスタート地点に戻る。最後の小さな岬。

 

船着き場近くのヴィーズエイ教会とヴィーズエイハウスが見えてきた。