リーガ2日目は、ゆっくりと旧市街を歩き回った。
そして昼間のリーガ大聖堂でのオルガンコンサート、夜の聖ペテロ教会でのラトヴィアの民族楽器によるコンサートを楽しんだ。
訪ねる先の人たちはみんな親切。
私はタリンに住む人たちより、リーガの人たちのほうが好きだ。心のこもった優しさを感じるからだ。
中央市場は、リーガの台所を支える。大きなドームが5つ並び、中では魚や肉、乳製品を売っている。
リーガには面白い通りがある。ここはワーグネラ通りという。作曲家のワーグナーに由来し、この通りの4番地に2年間居住したとのこと。
ワーグナーが1837年から2年間生活した家。現在はコンサートホールになっている。
ワーグネラ通りを抜けるとリーヴ広場。広場に面した小ギルドの会館。
「猫の家」と言われている。屋根の上で伸びをする猫が、小ギルド会館と大ギルド会館のほうを向いている。いわれが面白いらしい。ラトヴィア商人の意地だ。
リーガ大聖堂。ここで12時からオルガンコンサートを楽しんだ。パイプオルガンの荘厳な響きが聖堂に流れた。
リーガ大聖堂を南下すると市庁舎広場にでる。リーガの守護聖人である聖ローランドの像がある。後方は、ブラックヘッドの会館。
ブラックヘッドの会館。月、日、時間、月齢を刻む大時計がはめられている。大時計の下には4つのハンザ都市であるリーガ、ハンブルク、リューベック、ブレーメンの紋章が浮き彫りにされ、ギリシア神話の神の像がある。
聖ペテロ教会。塔の高さは123.25m。72mまで登れる。この塔は何回もの火災にあったりして、その都度建て直されてきた。
塔に登って、リーガの街を一望。ダウガヴァ川と中央にリーガ大聖堂の塔。
中央市場が真ん中に。中央市場の手前の運河がダウガヴァ川に流れ込む。
ズット閉まっていてとうとう入ることのできなかった聖ヨハネ教会。
聖ペテロ教会の塔を17世紀に建て直した際に取り付けられた雄鶏。教会内に保存されている先代の雄鶏だ。
マザー・ビルス通り4番地の二つの王冠の浮彫。下は1675年にスウェーデン王カール11世がここに行動を建てた経緯、上は1733年にピョートル大帝が解明した経緯が書かれているらしい。
火薬塔。高さ25.5m、外壁の厚さ3mで火薬の保管に使われていた。
エッケ修道院のレリーフ。15世紀に建てられ、当時は宿屋として使用したが、のちに寡婦の修道院となった。