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2014年 9月5日
関東信越税理士会主催の租税教育担当者研修会を開催した。今年度のいちばん大きな事業である。
この研修会のために、租税教育推進部は何回もの部会を開催して準備した。結果とても充実した内容の研修会であったと自負している。
今年度は、高校生に対する模擬授業を含めた枠を東京会の先生に依頼した。
林租税教育推進部長と角陸先生だ。
林部長とは日税連でも一緒に活動しており、租税教育に対する想いが非常に熱い先生である。
学習指導要領を中心とした租税教育についての講義は、学習指導要領を意識してこなかった会員にとって参考になったと思う。またその行間から読み取る『生きる力』を再度確認させられた。
角陸先生の高校生の授業も素晴らしかった。
一つ一つに深みがある、そして一言の裏にもこめられた「税」と「生きる」ことを考えさせられる授業の手法には、参加した会員に一石を投じてくれたと思っている。
研修会に出席していた国税局の人たちからも「世界が広がった。これから実施する研修会の内容を変えようかと思う。」と絶賛された。
後半は、各県連から1名ずつ選出されたパネリスト6名、コーディネートを渡邉委員でのパネルディスカッションを行った。
各県連で抱えている課題や、「税理士が行う租税教育」とはどういったものなのかを話し合ってもらった。初の試みである。
私はこの研修会を「税理士が行う租税教育、税理士だからこそできる租税教育」とはどういったものなのかを中心としたテーマで開催したかった。
そしてそれが見事に実現したのだ。
懇親会の席でも多くの会員が残ってくれった。そこでも情報交換が、あちらこちらで行われた。
本会単位の事業であるから、6県から集まった会員同士の情報交換のできるのだ。
租税教育に対しての本会に期待された部分を再認識し、本会租税教育推進部が行うべきことを残り半年間、全うしたいものだ。
本会租税教育推進部委員みんなが協力してくれる。一人一人が使命感を持って活動してくれる。感謝だ。
それにしても東京会の租税教育に対するレベルの高さには改めて認識させられた。そして何より租税教育に対する志とその歩みに感動だった。
東京会の林租税教育推進部長
東京会の角陸先生の模擬授業
パネルディスカッションのコーディネーターの渡邉委員
各県連からのパネリスト
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05:12, Friday, Sep 05, 2014 ¦ 固定リンク
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