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2014年 6月30日
地図には登山道が載っていない山。
山梨100名山でもある鶏冠山(とさかやま)から甲武信岳まで4年ぐらい前に、日帰りで歩いた。結構長い距離で、駐車場に着くころには暗くなっていた。
トレースはしっかりしているし、特に鶏冠山は面白い山であった。
第1岩峰と第2岩峰には鎖が取り付けられ、ピークを踏むことができる。しかし第3岩峰はう回路がつけられ、当時の私にはとても直登する勇気がなかった。
今ならできる、できるに違いない!とクライミングシューズを忍ばせ、鶏冠山第3岩峰を目的に、久々の西沢渓谷に入った。
梅雨の晴れ間。
緑が目に涼しく、シャクナゲのトンネルを抜け、チンネのコルを経由して約3時間。いよいよ現れた第1岩峰の鎖は、きらりと光っていた。
鎖を使わずに簡単にピークへ。
目の前には目的の第3岩峰が迫る。「待ってらっしゃい!」とワクワクする。
続く第2岩峰も立派だが第1岩峰よりも軽く感じた。
そしていよいよ第3岩峰。
ここでクライミングシューズに履き替える。確保無しのフリーで登る。途中に中間支点があった。簡単なアルパインのコースになっているのか、念のために慣れないパートナーを確保するためのものなのか・・・。
第3岩峰の岩壁はあっという間に登り切ってしまった。
あっけない終了であった。
そのまま、山梨百名山を示す標柱の立っているピークへ。
そこには男性二人のパーティーがいた。その二人もフリーで登ってきたとのこと。しかも登山靴のまま。しかも初めてこの山に来て。しかもクライミングの経験はなくて・・。
自己満足の世界に浸りながら飲んだビールは、おいしかった。
鶏冠山全容。右のピークが第3岩峰。
西沢渓谷の途中から鶏冠山へ入っていく。入り口もしっかりと分かる。
鶏冠谷出会いの渡渉地点。靴を脱いでの渡渉だが、膝まで潜った。私にとってはいつもの核心部。
第1岩峰、鎖がきらりと光る。
第1岩峰ピークからの国師ヶ岳。
西沢渓谷が下に見える。
正面に第3岩峰の姿。どこを登るのか・・・。
手前に第2岩峰を見下ろす。
第2岩峰
第3岩峰の基部に来た。う回路の指示がある。
第3岩峰。このクライミングは素敵だった!
途中にあった中間支点
2か所目もピッチを切ったらしい。
山梨百名山の標識
鶏冠山の山頂は正面
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05:39, Monday, Jun 30, 2014 ¦ 固定リンク
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