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2015年 1月3日
ブルゴス(BURGOS)そしてサント・ドミンゴ・シロスへ |
マドリッドから長距離列車で北東へ2.5時間。そこはブルゴスという町。
一晩泊まりでマドリッドからやってきた。
目的は、このブルゴスからさらに60キロ離れたサント・ドミンゴ・デ・シロス修道院へ行くことだ。
サント・ドミンゴ・デ・シロスという小さな村は、山々に囲まれている。そこに11世紀から存する修道院は、グレゴリオ聖歌で知られている。
教会では毎日ミサが行われているので、そのグレゴリオチャントの礼拝に出席したかったのだ。
サント・ドミンゴ・デ・シロス村へ行くのは、非常に不便だ。
バスは1日に1便。時間もブルゴスから約2時間ぐらいか?そこでタクシーを利用せざるを得ない。タクシーでもかなり飛ばして1時間。料金は待ち時間入れて約100%uE282AC。
それでもサント・ドミンゴ・デ・シロスには行ってみたかった。
今回の旅行の一番の目的でもあったから・・・。
ブルゴスについてサント・ドミンゴ・デ・シロス修道院のミサを調べた。結果、19時からの礼拝が一番いいということ。
急遽サント・ドミンゴ・デ・シロスへ行くことにした。
不思議な時間が流れていった。
それは中世から同じように営まれていた祈りの時間なのだと思う。
会衆のための祈りというより、修道士自身が神と向かい合っての祈り。その時間その空間を神のために捧げる。そしてそこに出席する会衆も、自分と神との対話だけがそこにある。
魂に語りかけられた時間がそこにはあった。
サント・ドミンゴ・デ・シロスへ向かう途中で暮れて行った。
サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院
サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院の祭壇
礼拝堂入口
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05:43, Saturday, Jan 03, 2015 ¦ 固定リンク
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