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2014年12月28日
サンティアゴ・デ・コンポシテーラへは、マドリッドから飛行機で約1時間。
昼過ぎにサンティアゴ・デ・コンポステーラのホテルに着いた。
今日という日は半日しか行動時間なないので、パドロンという町へ行く予定にしていた。そのパドロンという町には、エルサレムで殉教した聖ヤコブの遺骸を乗せた船をロープで繋いだという石が納められているサンティアゴ教会がある。
その教会を訪ねたかったのだ。
サンティアゴ・デ・コンポシテーラからはバスで40分位。効率よく往復するためにタクシーを利用した。
パドロンは小さな町だ。
Rio川に架かったサンティアゴ橋のすぐそばにその教会はあった。
誰もいない教会内は静謐な空間を生み出している。
祭壇からは聖ヤコブとキリストを抱いた聖女が、その教会にやってくる人たちを見守っている。そしてその祭壇の下には、聖ヤコブの遺骸を乗せた船をつないだ石が安置されていた。
心が震える。聖ヤコブの魂との対面。パドロンの人たちを支える祈りが、この教会に満ち溢れていた。
Rio川の対岸からは、カルメル修道院がサンティアゴ教会を見守るように黙していた。
パドロンのサンティアゴ教会の祭壇
祭壇の下には聖ヤコブの遺骸を乗せた船をつないだ石が
カルメル修道院
Rio川
Rio川に架かるサンティアゴ橋をサンティアゴ教会から渡ると、カルメルの泉があった。
坂を登りつめるとカルメル修道院。夜の7時にならないと開かないので、中には入れなかった。
カルメル修道院の前庭からのパドロンの街並み
静かな街並みが続く。
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13:51, Sunday, Dec 28, 2014 ¦ 固定リンク
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