人間て、何かのきっかけで変われるのかもしれない。もしかしたら、それは自分の本心を知られるのが嫌で虚勢を張っていたのが、ふとしたことで虚勢の皮が剥がれるのかもしれない。
正直私はびっくりした。
今までは投げやりな態度で、突っかかるような言い方ばかりしていたWさんが、顔の表情からして柔らかくなっていたのだ。そして積極的に話し合いに参加し、今後の自分の生き方を見つめ直すことが出来たのだ。
これからの人生、自分の時間を刻んでいくのなら、やっぱり自分に納得のいく時間を送りたい。
Wさんの中で何かがはじけた。
人前では流さない涙も、心の中ではたくさん泣いただろう。その涙は、心の中の芽を成長させるのだ。
先日の日曜日に行った二子山でのクライミング。この秋空のように、澄んだ心を持ち続けたいものだ。
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