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2015年 6月27日
80歳になる歌子さんは、公正証書で遺言書を残したいという。
3年前に夫を亡くし、それ以前に、長男と長女も他界していた。
歌子さんは独居生活を続けており、遠くにいる3人の孫たちの成長を楽しみに生活している。
歌子さんは手先が器用で、刺繍をやっていて素晴らしい作品がたくさん家に飾ってあった。元気なわけである。
「今まで10年日記をつけていて、自分の年齢を考えて5年日記にして、そして今は3年日記。3年目が今年終わるので、今度は何年日記にしようかと迷っている。」
と歌子さんは言う。
「今の3年日記を始めるときに、3年は頑張れると張り合いが出た。」とも。
日記帳を途中で終わらせたら寂しいし、1年日記じゃつまらない。やっぱり3年日記帳を用意することで決まった。
歌子さんは遺言書を残しことでの想いを語り続けた。
歌子さんの歩んできた人生にちょっと触れて、そしてこれからは一緒に歩んでいくことに、私はなぜか安堵感を覚えた。
日記帳。
私は長い間1年日記をつけ、5年日記を2冊つけ終わったところで日記帳なるものをやめた。
今は、このページが私の人生になっている。 |
06:17, Saturday, Jun 27, 2015 ¦ 固定リンク
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