長野県経営者協会長野支部の新春例会が開催された。毎年楽しみにしている集まりの一つだ。
今年の新春講演会は、信州大学学長の濱田州博氏が『信州大学の概要と新年に想う時代に向けた取組』という演題での講演であった。
信州大学の常勤教職員数は2535名でうち女性が1047名であり41.3%を占めている。
学生の出身別入学状況は、長野県262%、関東24.5%、甲越5.1%、東海20.1%、北陸4.5%、近畿8.6%、北海道2.6%、東北3.1%、中・四国3.1%、九州等」2.1%となっており、「いろんな人との出会いが出来る」という濱田氏の一言は印象に残った。
信州大学は地域に対する取組を数々のことを行っている。
大学別地域貢献度ランキングでは、4年連続で総合第1位になっている。
自治体等との連携協定件数は、現在123件、産学官連携組織も結成されており、700近い企業と関わっている。
大学運営の基本方針は『3つのGと3つのL』
『G』はGreen(環境マインド), Global(グローバルマインド), Gentle(気高きマインド)、『L』はLocal(地域に基軸), Literacy(多様な知識の提供), Linkage(多様な連携の推進)。
こうしたことを通し、もっとも学んでみたい大学を目指しているのが信州大学である。 |