今日は長野市民病院の理事会だ。地方独立行政法人になって初めての決算報告がなされる。すでに監査は終了し、監査報告書も整っている。
地方独立行政法人の決算書を始めてみた。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、利益の処分に関する計算書、行政サービス実施コスト計算書、注記事項、附属明細書が並んでいる。
このうち行政サービス実施コスト計算書なるものから、長野市が長野市民病院のために投下したコスト(税金)がいくらであるかを表している財務諸表である。
市民にとっての関心は、長野市民病院がどのくらいの黒字であったのか、長野市民病院に使われた税金はどのくらいであったかである。
地方独立行政法人に移行して、経営方針も変わり、その結果内容も向上し、財務諸表も見やすくなり、市民にもわかりやすくなったし、病院側も説明しやすくなったと思う。 |