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2014年 9月25日
休み明け事務所に出勤したら、「天気が良くて、久々のヒットでしたね!」とUさんが声をかけてくれた。
今まで天気に振り回され、計画を余儀なくされていた山行であったことを知っていて、それだけに今回の山行が満足いくものであったことを察しての言葉だった。
その一言が、私は嬉しかった。
地図にはあるがルートのない山の御殿。
この御殿には風穴もある。今回は稜線から御殿のピークを踏むことができたが、いつかは御殿の風穴にチャレンジしたいと思っている。
こちらはなかなか手強いらしい。
御殿に向かう途中の稜線上からの丁須の頭
この丁須の頭を背にして、方向を見誤らないように進む。
尾根を巻いたりしてどんどん詰めていく。しかしここで行きづまってしまった。
ここから先が大きなギャップになっている。これは谷をかなり下まで降りて登りあげなくてはならない。一番の核心部だった。
核心部を抜けると一つのピークが。しかしその先にまだピークが続く。
鷹戻しから星穴岳までの稜線が素晴らしい。
奥には鹿岳(かなだけ)の双耳が見える。登頂済みの山。こうして見るのもいいものだ。
正面に御殿のピークがやっと見えた。
すでに2時を迎えた。引き返す時間だ。しかしあと10分だけ進もうと決心する。・・・と思ったより簡単にピークに立てた。ピークには何もない。そして狭い。
ピークからの眺望。相馬岳北陵から表妙義の稜線。
相馬岳北陵。
丁須の頭
もう少しだけ!と御殿の末端まで行く。眺望はなし。
時間が迫っている。4時までには一般道に戻らねば、道が分からなくなってしまう。いくらGPSがあるとはいえ、これ以上ゆっくりしていられない。
奥に浅間山を確認して、来たルートを引き返した。
御殿への道のりは、ピークを目指すときにはかなりの距離感があったが、下山はすごく近かった。以外!
一般道へは1時間弱で飛び出した。むしろそこから国民宿舎までが長かった。
御殿。ピークまで行ってきたその姿に感慨深い。風穴が見える。今度はあの風穴だ。
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05:08, Thursday, Sep 25, 2014 ¦ 固定リンク
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