県営住宅管理をしている現地機関の県営住宅監理員が、入居者から徴収した家賃を私的に流用していたとの報道が少し前にあった。
私は、長野県住宅供給公社の監事を何年も前から引き受けており、たまたま今年の5月の監査では、現金取り扱いについての質問と確認をしたところであった。そのような報道があったことに驚き、すぐに長野県住宅供給公社に連絡を入れた。
さすがである。
公社は現在雇用している住宅監理員に対してすぐに調査を行い、公社ではそのような事実がないこと、また、チェック体制がきちんと遵守され毎日適正に処理されていることの確認をした旨の報告をもらった。
今日の朝刊にも載っていたが、農業協同組合でも不正事件が多くその体質が問われている。特に現金収納業務に関しては神経を使うところである。
改めて監事の役割を重く感じている。 |