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2014年 8月25日

南アルプス離山
 鳳凰三山の地蔵岳の北に存する離山。
 もちろん登山道はなく、この山に登る人は少ない。南川さんの記録を読んで、いつしか登りたい山の一つだった。
 
 チャンスが訪れた。
 1週間事務所を留守にしていたので、天気が悪ければ事務所に出るつもりだったが、久しぶりの週末のいい天気。
 ならば行くしかない!

 離山は、実にエキスパートの山だった。
 ところどころにマーキングはあるものの、ほとんどがルーファイを必要とした。けもの道が交差し、どこを歩くかは、その人の技量とセンス。
 登りも大変だったが、下山はGPSがないと私には無理だった。いくつもの尾根が複雑に派生し、GPSがあっても何度も尾根を間違え、結構時間がかかった。

 まあ〜それだけに魅力的な山ということか。

 離山は、ピークが5つある。ザイルも一部必要とする。ノーザイルの場所でも、かなり高度な技術を要する場所もあった。
 距離も長く、ルーファイにも時間がかかり、第4高点までしか行けなかった。
 
 しかし充実した久しぶりの中身の濃い山行に、フツフツとしたものが払拭された。
 今度は、地蔵岳から離山を狙ってみたいと思っている。





 スタートして、しばらく林道を歩くと離山が。

RIMG8662a














 林道の「朴ノ木橋」を渡る。こんな立派な橋は、何のために・・・?もちろんこの林道は一般車通行止め。

RIMG8667a














 山への取り付き口。どこでもいいのだが、いきなり急登り。

RIMG8696a














 尾根に出てしまうと、こんな気持ちのいいところを登っていく。

RIMG8668a














 甲斐駒ヶ岳が見えてきた。

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 大岩をまく。

RIMG8671a














 崩れた斜面。ここも巻く。

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 岩屋。古い缶切りと鋸が残されていた。

RIMG8681a














 稜線に飛び出した。ケルンと甲斐駒ヶ岳。

RIMG8683a














 小ギャップ。手掛かりのなところを垂直に下りたりして、ここからが修行(?)

RIMG8685a














 離山第4高点。

RIMG8688a














 正面に地蔵岳

RIMG8689a














 第3高点。時間的に無理なのでここまでとする。

RIMG8690a














 第3高点を眺めながら、ビールタイム。良く見るとイノシシの壁画が。

RIMG8691a
 

05:29, Monday, Aug 25, 2014 ¦ 固定リンク


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