先週新潟へ行った際に、久しぶりに義母に会ってきた。
多少足腰が弱ったらしいが、全く変わっていない様子が嬉しかった。
元気なのだ。
ショートスティを利用しているらしいが、その世界でもいろいろ人生の勉強になるとのことだ。いろんな人が集まってきていて、自分はあのようには振る舞いたくないと思う場面が一杯あるそうだ。
ある程度周りの人に気を使っているのも疲れるかもしれないが、その気の使い方が義母をしっかりさせているのだろう。
義母は言う。
「7年前の善光寺御開帳に行ったけれど、今度はもう無理だわ。」
7年の歳月はやはり長い。
7年前に、もしかしたら最後の御開帳となるかもしれないからと、長野に招待した。確かに、今の義母の状態で長野を往復するのは難しいだろう。
でももう一度!という気持ちが私の中にはある。
帰りがけ、義母の和服を4枚もらった。
これからも和服を着る機会が多いだろうと、お茶をやっていた義母の和服を用意しておいてくれたのだ。
ほんの2時間ぐらいのことだったが、暖かいものが残る時間だった。 |