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2016年10月24日
昨日は無料相談日であった。事前予約で相談者がやってくる。
最後の相談者はMさんであった。MさんはYさんの長男。
Yさんは今年3月に亡くなったという。高齢だったので、お悔やみ欄にも載せなかったとのことである。
Yさん夫婦とは、最近はつかず離れずの季節の便りを交換する関係であった。ここ2年ほどは年賀状も返信なく、ご高齢だから・・・と想いながらも出し続けていた。
私にとってYさん夫婦の出会いは、私と息子の人生を大きく変える出来事であった。
過去において息子と一緒にSBCの「SBCスペシャル」に2度出演したきっかけとなったのもYさん夫婦が関係している。
私はこのSBCスペシャルの経験から、長い間「ニュースウィークリー」のコメンテイターを務めた。
この仕事は、番組が終了した今でも覚えてくれている人が結構いて、声を掛けてくれる。そしてコメンティターで顔を知られるようになって、市や県の審議委員の依頼がたくさん来るようになった。
税理士だけでない分野での活躍の場が広がり、私自身の人生が広がったのだ。
Yさん夫婦との出会いは、息子と一緒に山を登っていたところに声を掛けられたときだった。2週偶然にもYさん夫婦と同じ時間帯に同じ山に登っていたのだ。
Yさん夫婦は飯縄山が大好きで、飯縄山が見えるところに居を構えていた。
最初の「SBCスペシャル」の『うるわしの北信五岳』に一緒に出演した。Yさん夫婦は飯縄山を登り、私と息子は妙高山を登ったのだ。その時のカメラマンはスコブル社の社長。現在クライアントである。
http://www.emori.com/index.htm
というように、一つの出会いが大きな広がりに繋がり、その出会いのYさんの最後の様子を、長男のMさんからお聴きすることが出来た。
長男のMさんは、Yさんにそっくりだった。
Yさんの妻のTさんも高齢ではあるが、少し前に飯縄山に登ってきたそうだ。夫婦で1,000回登頂して新聞にも取り上げられた。その時の山頂で一緒に撮った写真を今でも私は大切にしている。
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