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2018年 3月22日
私の尊敬する教育者であるS先生と久しぶりにお会いして、お話をする機会があった。
S先生はご高齢ではあるがとてもお元気で、晴耕雨読の日常を送っている。
60年間教育の現場に関わってきた。
最後の小学校の校長の時の教職員が集まって、今も毎年1回「S先生を囲む会」が開催されている。退職して33年間ず〜とである。みんなに慕われ、尊敬され、いろんなことを今でも教えていただくことが多いのだろう。
私も同じだ。
S先生とお話しすると、忘れていた大切なものが呼び起こされる。
おはよう
今日も元気で
さようなら
気をつけてお帰り
この言葉は、S先生が最後に努めた小学校の入り口に設置された記念碑に刻まれたS先生の言葉である。
「元気」という言葉は、逆にすると「機嫌」になる。教育は、子供たちの機嫌の様子も見ていなくてはならない。
「気を付けて」は車などに気を付けるだけでなく、自分の周りが刻々と変化することにも気を付けるんだよ、花が咲いたね・・・といったように。
こうした思いが込められたS先生の言葉である。
小学生にもわかる言葉で語られているS先生の言葉は、多くの人の心にも刻まれているに違いない。
今度S先生とお会いできるのを楽しみに・・・。 |
05:09, Thursday, Mar 22, 2018 ¦ 固定リンク
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