クライミング仲間(?)に80歳になる男性がいる。Yさんという。ジムでは中心的な存在で、いろいろ世話を焼いてくれる有難い存在だ。
Yさんは60歳からクライミングを始めたそうで、かなり傾斜した壁(ルーフという)をスイスイと登ってしまう。
周りの若い人たちは「あのような年齢になった時に、自分は登れるかなあ〜」と憧憬のまなざしでYさんのクライミング姿を見ている。
原則毎週土曜日にクライミングジムに通い詰めている私だが、なかなか上達しない。
Yさんやほかのお仲間からアドバイスを受けながら壁を登っている。その時は何も考えないからいい。次にどこに足を置くか、手を持っていくかだけで、それ以外のことが考える余裕はないのだ。
結構頭を使う。だからYさんが元気なのも頷ける。
Yさんを目指してクライミングを楽しむ多くの仲間が集まってくる土曜日は、私にとって貴重な1日となっている。
目指せグレード5.11。
ヤマボウシ
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