|
2015年 7月20日
登山指導所で登山計画書を提出した際の情報。
前日は1日中雨が降っていて、高瀬川は増水しているとのことだった。
「高嵐山?すごくマニアックですね。まだ登ったことがないから、今度登ってみよう。」と指導所の人は言っていた。
スタートはラッキーだった。
高瀬ダム入口まではタクシー。そこから林道を延々と歩かなくてはならない。タクシーを降りて不気味なトンネルを抜けしばらくするとやってきた許可車。東沢までなら乗っけて行ってくれるということで、約1時間時間短縮ができた。
有難うございました。
そこから先30分ぐらいで高瀬川に入渓した。
対岸の斜面には、高嵐沢が見えるところである。
沢靴に履き替える。いくつかに川筋が分かれ、浅瀬を探して渡渉する。1本目はクリア。しかしである。事前情報通り水量が多いのである。腰までの渡渉は覚悟していたが、その流れの勢いがすごいのだ。
1時間渡渉地点を探し回ったが、とうとうあきらめざるを得なかった。
これからどうしようか・・・。
高瀬川を行けるところまで遡行して、湯俣温泉まで行くことにした。今シーズン狙っている北鎌尾根と硫黄尾根の偵察だ。
間もなく登山道に這い上がり、湯俣温泉を目指した。登山道には花が咲いていた。少しは慰めになる。
約1時間で湯俣温泉に到着。湯俣川に架かる吊り橋は壊れていたが、慎重に渡り切り湯俣川に入渓した。
これは千天出合経由から北鎌経由の槍ヶ岳までのクラシックルートで利用する人が時々いる。千天出合から千丈沢へ入り硫黄尾根へ取り付こうかと、私はひそかに計画しているのだ。
湯俣川も水量が多く、巻道を進んでいった。この巻道もかなりである。高度な技術が必要だ。
時間の都合もあるので、湯俣川入渓口に戻り、今度は水俣川に入渓した。
この水俣川には墳湯丘がある。そして河原では温泉が湧いていて、うまいところに囲った河原湯があるのだ。
足湯で我慢した。
復路では東沢を確認して高瀬ダム入口に戻った。
偶然にも朝乗ったタクシーが待っていて、運転手さんと気分よく話をしていたら、あっという間に七倉に到着した。
高嵐沢が見えた。
高瀬川は水量が多いだけでなく、勢いが強く・・・。
再度高嵐沢を確認。
高瀬川を遡行して行ったら、こんなに素敵な支流に出会った。
高瀬川の強い流に負けた。
登山道に出たら待っていてくれたヤナギラン
ヨツバヒヨドリ
タムラソウ
北鎌尾根。正面のピークが独標。今シーズン狙っている。
ホトトギス
ヤグルマソウ
湯俣温泉に到着。湯俣川にかかる吊り橋。これは壊れているのだ。
つり橋を渡り切り、上から湯俣川。
湯俣川を遡行する。
水俣川の温泉が湧いている河原。
ここで足湯。
水俣川から硫黄尾根が確認できた。ここも狙っている。
復路に咲いていたオトギリソウ。
名無避難小屋。南川金一氏は、この小屋で1泊して高嵐山を登った。
オニシモツケ
高嵐沢、次回待っておれ!
クガイソウ
ヤマアジサイ
東沢
|
06:42, Monday, Jul 20, 2015 ¦ 固定リンク
|
|