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2014年 4月2日
少し前の話だが、3月18日は「点字ブロックの日」である。
視覚障害者を安全に誘導するために、地面や床面に敷設されている黄色いプレートのことだ。
長野県租税教育推進協議会が作製している租税教育の教材に、何年か前から点字ブロックの写真を載せてもらうようにした。
盲学校で授業を行う時に、点字ブロックの話をすることが多い。同時に、教材に載っている写真で、他の児童たちも関心を持ってもらうことが出来る。
26年度の教材では、点字ブロックをもう少し分かりやすくなるよう工夫してもらった。
点字ブロックは、1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道2号(現在国道250号)原尾島交差点周辺に世界で初めて敷設されたとのことだ。
3月18日に本会で租税教育推進部会があった。
その部会に出席するために各県連から委員が足を運んでくれたわけだが、群馬県連の湯澤先生が、この「点字ブロックの日」のことが書かれたチラシを持ってきてくれた。前橋駅前で配布をしていたそうだ。
「もし点字教材に関わっていなかったら、このチラシに気が付かなかったと思う。」と湯澤先生。
特別支援学校で租税教育を行うために点字教材を作成しているが、少しでも関われことが、その人自身の世界を広げていくことに繋がっていく。
平等に教育を受ける権利を手助けすることと共に、関わる人が一人でも増えていくことも、私にとっての願いだ。 |
05:31, Wednesday, Apr 02, 2014 ¦ 固定リンク
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