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2016年 1月18日
17日は月1回の無料相談日であった。予約制である。
今回はどうしたことか、上田や東京在住の方からの相談があった。多くは事務所周辺地域の人たちだが、今回は遠方からわざわざやってきた人たちがいるのである。
相談時間は1時間と限られているから、その1時間のために時間と交通費をかけてきてくれただけに、私の方も要領よく進めなければならい。
それがまたいいのだ。
相談者はいろんな不安を持ってやってくる。相談終了時に「よかった、安心した。」という気持ちで帰っていただくのが一番嬉しい。
今回の相談の中で、土地の評価をしてほしいと土地家屋の名寄帳を持参した方がいた。
何とその名寄帳は5枚もあった。ということはそれだけ土地の筆数があるということだ。
ほとんどが倍率地域だったのであまり時間をかけずに済んだが、これはビックリであった。
でもこうしたことは2回目。
以前に相続を手掛けたケースでもそうだったが、鬼無里という地域に土地を所有している人は、小さな田畑をたくさん持っているのだ。
もちろん評価は低いが、場所も確認出ないのもあり、相続による登記料の方が高くなってしまう。先祖から受け継いでいるものであるし、誰かに無償でもらってほしいといっても、誰も欲しがらない場所が多いのだ。
今後こうした地域の土地はどうなっていくのだろうか。
無料相談日には、実にいろんな相談者がやってくるが、それだけに考えさせられることが多い。
私も無形の恩恵を受けているのだ。
相談室には正月バージョンの花が活けてあった。
相談室の様子
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05:03, Monday, Jan 18, 2016 ¦ 固定リンク
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