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2014年 3月17日
今シーズン初めての本格的な残雪期の山。何年か前から狙っていた頸城の容雅山へ行く前に、足慣らしで大毛無山へ行くことにした。
大毛無山は、新井スキー場ー経由で行く人が多いが、それでは面白くない。矢代川入口から入山することにした。
大毛無山も奥深く、発電所までの道が除雪されていないと、それだけで延々と歩き、山頂までは最低でも7時間かかるコースである。
スキーヤーは、下山は簡単に下ってくるが、私はスノーシュー。下山もまた大変である。
スタート地点では、頸城の山々が綺麗に見えた。もうこれだけでテンションが上がる。
動物たちの足跡がある雪原を歩くだけでも気持ちがいい。
やがて林道に入り、ただひたすら発電所を目指す。この辺りから、先行者らしいスキーの跡が残されていた。ラッキー。
発電所までは、林道を詰めて行けばいい。距離が長いだけで難なく到着。
そこで先行者の姿を発見。すでに斜面に取りついている姿の後を追う。ラッセルしてもらったルートを忠実にたどる。
結構雪が柔らかく、スキーのトレースの後でも、スノーシューではかなり沈んでしまう。目に汗が染みるぐらいに大汗をかいた。
矢代川の沢筋のスノーブリッジは健在だった。対岸に渡り杉林を抜け稜線上に乗り上げる。後は稜線に沿って高みを目指していく。
先行者のトレースが有難い。
まだ昼前であったが、急に天気が悪くなり吹雪きだした。
今日はここまでか。引き返すことにした。
下山は辿ってきた足跡を忠実に戻る。スノーシューとはいえ快適な下り。途中先行者のスキーヤーが下ってきた。やはり山頂までは行かなかったそうだ。こんな天気になってしまったものね。
ひたすら下り、発電所が見えたときにはホッとした。
この辺りから雨に変わっていた。行くときには無人であったが、発電所では2人の人が働いていた。2人が使用していると思われるスキーには、シールではなくロープが巻かれていた。愛嬌。
林道から雪原出たところでは大雨に変わっていた。途中で引き返してよかった。
リベンジがいつになるか!という想いが残っている。
頸城の山々。左手前が神奈山。その右奥に妙高山。
神奈山と妙高、火打山が綺麗だ。
下方に発電所が見えた。正面奥に大毛無山。
天候が悪くなってきた。あのピークに先行者の姿があった。
引き返すことにする。下山は忠実にトレースを辿る。
ここを乗越すと発電所。
一人の休憩
発電所で働く2人の人が使用しているらしいスキー。感動した。
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04:39, Monday, Mar 17, 2014 ¦ 固定リンク
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