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2016年11月17日
信州大学経法学部の特別講義での講師を務めた。
演題は『これからの主役のあなた方に相続してほしい私の財産』である。税理士だから 少し税のことにからめての演題と内容にした。
タイムリーな話題としては、前日の15日に出席してきた大北森林組合事件の県民向け説明会と森林税の話を取り入れた。
学生たちに一番受け入れてほしかった3つのことを中心に、折り紙を二人一組で折ってもらいながら体感をしてもらった。
3つのこと。
(1)あらゆることに「責任」ある人になること。
(2)自分自身の当事者になること。
(3)たった一つの権利、たった一つの義務、たった一つ誰にも認められていない権利。
学生たちに「責任」を問うたら、一人一人きちんと回答が返ってきた。
「権利と幸せ」、「義務と幸せ」を問うても、一人一人回答が返ってきた。
相手から投げかけられた課題に対し、きちんと向き合い、自分なりきの考えを持つことが出来る学生たちに私は感動した。
質疑応答の時間でも、自分の立場に立った質問が出て、私はこの特別講義の2時間が私自身の財産を増やすこととなった。
この増えた財産を、またどこかで相続してもらえたらいいと思っている。
200名を超える学生たちの前での特別講義。市民講座として開放しており、一般の方の聴講もあった。
折り紙を通して体感してもらっている。
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05:29, Thursday, Nov 17, 2016 ¦ 固定リンク
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