調停委員という重責の仕事について約17年が経過した。本業である税理士業とともに、生きがいを持って調停委員の仕事を続けてきた。私の社会貢献の一つである。そして振り返ってみれば、調停委員を引き受けてからの自分の人生は変わったと感じている。
この度「高等裁判所長官賞」をいただいた。
ビックリである。ただひたすら紛争解決に費やしてきた年月であり、なんとなく胸を張っての受賞とはちょっと違った気持ち(?)。
10月12日に東京高等裁判所で授賞式が行われ、表彰状と記念品を手渡された時にはやっぱり嬉しかった。
記念品は桐の文様が入った朱塗りの盃。長野地方裁判所長官賞の時にいただいた盃より一回り大きいものだった。
家事調停と民事調停の双方にかかわっているが、専門知識を生かした調停にこれからも携わっていきながら、何か一つでも当事者の心の中に光が差す存在になれればと思っている。
一緒に受賞したM先生と東京高等裁判所前で記念写真
記念品
|