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2014年 3月15日
確定申告は14日で終了した。もちろん、個人の消費税の申告も同時に終了している。
職員たちは毎晩遅くまで残業し、土日も出勤して頑張ってくれた。
確定申告以外のことで私が動けるのは、こうした職員たちの協力と努力があったからだ。
今年の確定申告期間中には、不思議と遺言書のことでの相談が多かった。
そんなに急を要することではないのだが、本人にとってみると、一刻でも早く相談に乗ってもらいたいのだ。結構相談業務に追われたこの期間であった。
これは急を要すること。
13日の夕方、突然Tさんから呼び出しがあった。
入院先に駆けつけると、今すぐにでも遺言書を作成したいという。翌日はまた検査があるので今夜中にとのことだ。
Tさんの意思ははっきりしている。しっかりと話すこともできる。
本当は公正証書がいいのだが、すぐには公正証書遺言は残せない。もしということもあるので、その場で遺言書を書いてもらった。
苦しそうに呼吸をしながら、震える手で書かれた遺言書。その場で署名押印し封筒に入れ封印をし私が預かってきた。
大仕事を終えたTさんは、とても安心した様子だった。私も安心した。
今その遺言書は、貸金庫の中で大切に保管されている。
また雪化粧の愛宕山
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06:45, Saturday, Mar 15, 2014 ¦ 固定リンク
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