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2014年 1月15日
信州大学教育学部で租税教室が行われた。
講師は長野税務署の池田広報広聴官。税理士会においても大学での授業を積極的に実施していくために、5名の税理士の聴講があった。
私の立場からは、担当の松本教授に、寄付講座の実施の検討を願いした。
池田広報官の授業は、パワーポイントを活用した分かりやすい授業。
松本教授が、講師を紹介し、この授業の意義を説明するところからスタート。
この授業に出席した生徒は約20名。寒い教室だった。
税の役割など手元の教材を見ることなく、すらすらと説明する池田広報官。授業の流れがすべて頭に入っている。
小学校の教員を目指す学生たちなので、池田広報官がいつも小学校で行っている授業を再現。
学生たちは奨学生になった立場で授業に参加。
「マリンとヤマト」のDVD。学生たちはかなり身を乗り出して観ていた。
DVDの後は、税で出来ている施設と税に関係なくできている施設を区分して、パネルで学生たちに貼り付けてもらった。
これが結構楽しそうだった。やはり大学の授業においても参加型がいい。
学生たちが貼り付けたパネルで、施設の成り立ちを確認。
最後に質疑応答の時間で終了。
「よく節税対策と言われますが、節税対策に対してはどう対処されているのですか?」
の質問には、池田広報官の立場からは答えづらいだろうと思ったが、さすが動じない。
「税務署は法律通りに行われているか確認するところだが、何か聞かれたことには、こうした法律もありますよと紹介します。」
松本教授が最後に
「具体的な節税対策は、今日聴講している税理士に相談するのがいいでしょう。」と一言。
これにて終了。 |
05:34, Wednesday, Jan 15, 2014 ¦ 固定リンク
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