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2014年 8月14日
天気に泣かされ、この盆休暇に計画した3泊4日の山行は断念せざるを得なかった。今年最大のエキスパート山行のはずだった。
できれば秋に・・・と思っている。
とはいえ盆休暇の初日の天気のいいこと。夕方から曇るようだが雨は来ない。
急遽戸隠山を登るため、家を飛び出した。時間が遅かったので、今回は奥社から蟻の戸渡を楽しんで九頭竜山経由のキャンプ場へ下りるコースにした。
このコースは久しぶりである。いつもは西岳から奥社に下ることが多い。
たまには一般コースもいいかと、足取り軽く歩いた。
鎖場では鎖を使わずにフリークライミング。うん!なかなか上達している。恐怖心もない。
そして核心部(?)の蟻の戸渡は、登りということもあったが立って歩いた。初めての時は、またいでお尻でズッテいったのが印象に残っている。
今になっては全然怖くない。天気が良く両側が切れ落ちているのもよく見えるが、ゾウゾク感もなかった。うん!確実に上達している。
蟻の戸渡では2パーティーほどが順番待ちをしていた。
三重県からやってきた2人組のパーティー。
五竜岳から鹿島槍に抜ける予定だったが、天気が悪く前日に下山。そこで戸隠山にやってきたとのこと。この後裏銀座コースを予定しているが、諦めざる得ないと行っていた。
あ〜山行計画取りやめ・・・同じだ、とお互いに慰めあう。
埼玉県からやってきた2人組のパーティー。
八方睨みからピストンするというので、もったいなからグルット回ってキャンプ場へ下山したら、とお節介。
八方睨みでは、結構にぎやかに何組かのパーティーがいた。
なぜかここでは皆フレンドリー。みんなで話が盛り上がり、ワイワイと楽しい時間を過ごした。
私は注目された。
突然出てきたビールの栓を抜いたときに拍手をもらった。冷やしたソーメンを食べだしたときに、皆感動してくれた。
一緒に冷やして持ってきたキュウリの塩づけを皆におすそ分けしたらすごく喜んでくれて、クッキーやチョコをいただいた。
こうした楽しいこともあるんだ。
68歳の北九州から来たという単独行の男性は、この後平ヶ岳と武尊岳を登るそうだ。昨年は雨で撤退。今年は天気が回復するのを待って、登ってから北九州に戻るとのこと。車中泊で、時々民宿に泊まるといっていた。
みんなそれぞれに山に対する想いがあり、それぞれの登り方で楽しんでいる。
久しぶりの戸隠山にも、県外から大勢の人が登りに来ていてちょっと嬉しかった。
登り2時間、下り2.5時間の楽しい山歩きだった。
奥社へ続く参道
ツクバネソウの実
オトギリソウ
オクモミジハグマ
百軒長屋
ウツボギウサ
シモツケソウ
蟻の戸渡と八方睨み
ヤマアジサイ
八方睨み(左)と戸隠山
蟻の戸渡を振り返る
八方睨みより高妻山
戸隠山
1900メートル戸隠山ピーク
オトギリソウ
シモツケソウ
タカネナデシコ
ミネウスユキソウ
ゴゼンタチバナの実
ネバリノギラン
ヨツバヒヨドリ
アキノキリンソウ
ヒメシャジン
九頭竜山
ダイモンジソウ
ホソツツジ
一不動、個々からキャンプ場へ一気に下る。
ヤマアジサイ
ズダヤクシュ
冷清水。今年は水量が多く、とても冷たい美味しい水だ。
ジャコウソウ
キャンプ場に出た。ささやきの小道を通って奥社にもどる。
ノリウツギ
ツリフネソウ
キツリフネ
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05:33, Thursday, Aug 14, 2014 ¦ 固定リンク
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