4月に、麻代さんに嫁入りした花の写真が送られてきた。
一つはシクラメンでもう一つはべコニヤ。
シクラメンは毎年12月に鉢を購入し花が終わるまで育てる。それが5月か6月くらい。
べコニヤは2月にロータリーから送られてきた。
麻代さんに嫁入りしたのは、4月にイギリスに行ったのがきっかけで、その間花の面倒を見ることができないからだ。
麻代さんは気持ちよく引き受けてくれた。麻代さんに引き取られた花たちは、気持ちよく育った。
そしてここにきてシクラメンは最後の1輪を残すところとなった。べコニヤはますます元気で、美しい色合いを見せてくれている。
花は送る人の気持ちと育てる人の気持ちが大きく影響してくるのだろう。
私は麻代さんが大好きだ。
口に出さなくとも私の心がどこにあるかを察知して、いつも心に響く一言を投げかけてくれる。
花たちにもそんな麻代さんの気持ちが伝わっているのだと思う。
シクラメンとべコニヤの写真は、貴重なものとなった。
麻代さん、ありがとう。
最後の1輪のシクラメン
べコニヤ
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