『車両の損傷から見た事故態様のとらえ方』についての研修があった。
交通事故を解析するには、事故イメージの醸成をし、物理的現象の理解を深め、現場を綿密に観察する眼を持ち、鑑識的視点から見ることだそうだ。
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DVDにより具体的な解析を試みた。
事故が起きたときの残置物の位置が、その事故の模様を語っている。
車にはねられた人の帽子が落下している場合には、その落下している場所がはねられたところしい。
ライトカバーなどの破損物が、車道のどの部分に散乱しているかにより、どちらに過失があったかの判断の基準にもなる。
それぞれの車両の傷の状態によって、当事者の証言が正しいのか否かの判断基準にもなる。車両の観察をすることにより、当事者の供述が正しいのかを検証していくのだ。
具体的な事例の検討として、「凍結路面における直進車同士の衝突事故」と「直進車と左折車の接触事故」を行ったが、さすが県警からの説明に納得いくことばかりであった。 |