久々のセミナー講師を担当。事業承継について話をさせてもらった。
長野県の社長の平均年齢は60.1歳。 全国平均で67〜70歳前後で社長交代をしている。これからの時代は、事業承継がどんどん行われるだろう。 ただ60歳以上の現経営者のうち約50%が廃業を考えていて、そのうち3割が法人経営者、残り7割個人経営者である。
経営者が高齢化しつつあるのは、事業承継が進んでいない証拠だ。 60歳以上の経営者約3割が適当なる後継者が見つからないといっている。そして70〜80歳だの経営者の60%近くがまだ事業承継の行方が見えないといっている。
事務所のクライアントも事業承継を進めている法人が何件かある。最低5年ぐらいはじっくりと時間をかけて行っていきたいものだ。 感じるのは、現経営者も後継者候補者も決心が揺らいでしまうことが多いことだ。それだけに事業承継計画の策定は大切。時期が来たら社長を交代すればいいさ!という考えは、ちょっと甘いかなあ〜。 |