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今日の朝刊(信毎)に掲載された88歳の女性の投稿を読んで、自分に重ね合わせ、感慨深く受け止めた。 投稿欄の「私の声」では、時々知人の名前も見つけるだけに、いつも楽しみにしている。
さて今朝の『私の声」は「日々死と向き合って」という見出しで、とても88歳の年齢を感じさせない瑞々しい文章で綴られていた。 『明日死ぬかもしれないと、死と常に向き合っている日々なのに、1カ月先の、時には半年後の約束事を平然と交わしている自分自身に、あきれ返り・・・』とその文章は始まる。
私の場合大きな健康不安があるわけではないが、この女性と同じような心境にいつもおかれている気がする。しかし何カ月も先に入っている予定が、自分自身の生きる力にもなっているのだ。 この女性は、88年この世に生きた証として「私の声」に書きつづった文章をまとめて冊子にしたとも書かれていた。 これは不変だ。永遠だ。 自分にとってそうしたものを築いているだろうか・・・との振り返り。この女性と同年齢に達するまでには4半世紀以上あるが、今朝の投稿を読んで、私はこれからの年月をどう生きていったらいいか・・・と改めて考えさせられた。 |
06:26, Tuesday, Jan 23, 2018 ¦ 固定リンク
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