20年ほど前に発生した相続がそのままになっており、ここでその相続手続きを行うことになった。 遺産は被相続人が居住していた土地と家屋だけ。相続発生後は他人に貸し付けていた時もあったが、今は空き家となっている。固定資産評価額は、土地と家屋を合わせて約150万円。
20年間というと相続人側にも大きな変化が生じている。 当時の相続人が亡くなり代襲相続人が何人も増えているのだ。そしてこのケースは相続人数が23人になっていた。 相続人関係図の作成も大変である。A3の用紙に収まり切れず、2枚分の作成になった。 おそらく相続人も、自分が相続人の立場であることを認識していない人が多いだろう。これから各相続人へ通知を出すようになるが、どうなることやら。 |