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長野県で課税している森林税の継続の可否をめぐって、2つの委員会がそれぞれ別の立場から検討を重ねてきた。 「地方税制研究会」と「みんなで支える森林づくり県民会議」だ。この委員会に両方属し、議論を重ね、それぞれ知事への提言書がまとまった。
「地方税制研究会」は税の在り方から検討してきた。 「みんなで支える森林づくり県民会議」は税の使われ方の立場から検討してきた。 立場が違うから、方向性も異なる場合も出てくる。私はこの両方に関係し、言うべき意見を述べ続けてきた。そして両委員会に最終的に述べた意見、自分の考え方は次のとおりである。
1 基金残高が4.9億円にもなり、もし森林税を終了させるのであれば6億円にもなってしまう。継続するのであれば、この基金の有効活用を考え、今後の事業規模や事業内容から税率を検討すべきである。場合によっては下げるべきである。
2 市町村に約2割配布している「森林づくり推進支援金」は継続すべきである。地域のことをよく把握しているのは市町村であり、きめ細かく活動しやすい。
上記1については、「みんなで支える森林づくり県民会議」で受け入れづらかった。 2については「地方税制研究会」で受け入れられず、特にこの件に関しては、提言書に付記事項として「反対意見があった」と明記してもらった。
今日、「地方税制研究会」からの提言書はプレリリース、ホームページにて公表。「みんなで支える森林づくり県民会議」の提言書は、知事地提出されるそうだ。
私自身税の在り方についていい勉強になったと感じている。 そして一番は、森林税を「取られる」のでなく「納める」とい気持ちになるような使われ方を目指していかなくてはならないと思っている。この一言は、「みんなで支える森林づくり県民会議」で言わせてもらった。 |
05:55, Monday, Sep 04, 2017 ¦ 固定リンク
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