「みんなで支える森林づくり県民会議」が昨日開催された。平成29年度で期限を迎える長野県森林税についての検討会である。 期限が迫っているために、この関係の会議は頻繁に開催されている。
今回は県民に対して実施したアンケートの結果を踏まえての議論がされた。 取り組み内容はともかくとして、72%の人が森林税の継続を望んでいる結果となっているが、個人的にはちょっと疑問だ。 アンケート回収率は33.2%。無作為抽出3,000人対象のうち996人からの回答の中での割合だからだ。残りの67%の人は、無関心なのか? 次回に、このアンケート結果をもう少し分析した内容が県から提示される予定になっている。
森林税を活用した取り組みもどの方向にもっていったらいいのかも検討中。
平成29年度末での基金残高が約6億円になる予定である。1年間の税収とほぼ同額。森林税を活用した事業を税単独事業中心にシフトし、6億円の基金を5年間で費消(年間120億円)することにより、一人あたりの森林税負担額は300円でいいと思っている。 あくまで個人的考え。 |