今月の日曜日の無料相談は終了した。印象に残ったのは、成年後見制度を適用している人の相談だった。
相談者のAさんは70歳。 自分の妹の後見人になっている。 妹は小さい時から障害があって、自分たちの親の相続の際に後見人制度を適用した。妹は上田にある施設に入所しているので、管轄は上田家庭裁判所。定期的に後見事務報告書を提出しているが、今はもう慣れたもの。 それよりも毎週1度は妹のところに顔をだし、話し相手になったり身の回りの世話をするが、それがだんだんきつくなってきた。長野の施設に移そうかとも思ったが、永年生活し慣れた施設から移動すると、妹の方で大変になるかと思い、ずっとそこに留まっている。 Aさんだって自分の時間を楽しみたい。自分の年齢面からいっても今後どうなっていくのか不安だ。
自分で抱える想いを話し続け、何か具体的な相談があったわけではないが、Aさんにとっては「あ〜気持ちが落ち着いた」という時間だったようだ。
私にとっても「あ〜良かった」という時間だった。 |